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ラオス中部の旅行記 ルアンパバーン・ヴァンビエン編

  

1月17日〜1月28日

古都、ルアンパバーン   1月17日

ここは、楽しい。
何もしなくても楽しい。ここにいるだけで楽しい。
そんなところだ。

まず、宿がいい。
別荘風 で、中は靴を脱いで裸足で歩くのでくつろげる。自分の家みたいだ。

そしてベランダと庭がある。そこから見える景色も、ヤシの木が見えて、南国風。
もうベッ ドでゴロゴロしているだけでも幸せで、ウキウキしてくる。

そして、街を歩けばお寺がたくさんあって、通りには、かわいい雑貨の店や、
おしゃれなカフェが並んでいる。

ラオス、ルアンパバーンのお土産屋
かわいいお土産屋の露天が並ぶマーケット。お姉さんも愛想がよくて好印象

ワット・ビスンナラートというお寺に行った。
スイカのような形をした塔があるので、「スイカ寺」と呼ばれている所だ。

その塔の向かい側に本堂があって、中に大仏がある。
大仏は、何だかとても威厳があって、近寄りがたいような感じがした。
でも、表情はとてもやさしいのだ。
そして、その顔つきは、どこがどうとはいえないけれど、日本のものとは違っている。
そこで日本の大仏ってどんなだったっけ?と考えたけれど思い出せなかった。

ラオス、ワット・ビスンナラート、スイカ寺
スイカ寺。人がいないところが情緒的な気分に浸れる

ワット・マイというお寺にも行った。
五重に折り重なった屋根がきれいな所だ。

入り口の物語が描かれた金色のレリーフが光り 輝いている。
本堂の中も、壁が赤地に金色で、小さな仏像がたくさんついている。
きんきらした、派手なお寺だという印象だった。

そう考えると、日本のお寺は 地味だ。

ラオス、ルアンパバーンのお寺
ルアンパバーンは、散歩がてら毎日、お寺めぐりをしていた

夕方、メコン川の岸辺で、山の向こうに沈んでいく夕日を見た。

夕日を見ていい雰囲気を堪能したいのに、ボートの客引きのおっちゃんが、いろいろ言ってくる。
でも、ラオスの客引きは、いい人が多くて何だか憎めない
おっちゃんと話をしているうちに日は沈んでしまったけれど、
夕焼けはいつまでも、きれいな色を残していた。

ラオス、メコン川の夕日
メコン川の河原に行って、メコンの夕日を眺めていた・・・

ワット・シェントーンとプーシー 1月18日

ルアンパバーンのシンボルといわれているお寺、ワットシェントーンへ行った

ここは、大きく3つの見所がある。本堂裏の壁 に装飾された「黄金の木」と、
王の葬儀に使われた霊柩車と、寝仏がおさめられている「レッドチャペル」である。

私は、「黄金の木」が一番気に入った。
赤っ ぽい布地に、モザイク画で色とりどりに描かれていて、木の他に、鳥や、仏像も描かれている。
それが何だかかわいい。

絵の全体の雰囲気は、クリムトの絵のようでアートな感じがする。
「レッドチャペル」のほうにも、モザイク画が壁一面に描かれていた。
人間の他に、象などの動物もたくさんいて、これもかわいい。 思わず写真を2枚も撮ってしまった。

ルアンパバーンの黄金の木
黄金の木
ルアンパバーンのワットシェントーン
ワットシェントーン。屋根の形がきれい

夕方、プーシーに登った。

街の中心の小高い丘の上に、塔のような建物がある。それがプーシーだ。
でも、その塔自体には登れない。
328段の階段を登ると、ルアンパバーンの街が見渡せる頂上に着いた。

サンセットを見ようと、外国人観光客がぞくぞくとやってきた。
私たちもそこで、またメコンの向こう側に見える山の後ろに沈んでゆく夕日を見た。
ルアンパバーンの街は、360度どこから見渡してもきれいだった。

プーシーからルアンパバーンの眺め
プーシーから見たルアンパバーンの街

托鉢とクアンシーの滝 1月19日

昨日見れなかった托鉢を見るために、今日は、昨日より1時間も早起きして、6時には出かけた。
まだ薄暗く、人通りもまばら。ちょっと早すぎたかな?と思ったけど、大丈夫だった。

早速ワット・マイから出てくるお坊さんたちに出会えた。
ついて行こうと思ったけど、お坊さんたちは歩くのが速い。
しかも裸足。普段はサンダルを履いているのに。
結局ついていけなかったので、もう終わりかと思って、メコン川沿いに歩き始めたら、
向こうからお坊さんの行列が・・・
そして、横の道からもなぜかぞくぞくと出てきて、長い行列の托鉢風景が見れてよかった。

そのあと、クアンシーの滝へ行った。
トゥクトゥクで、1時間もかからなかった。
チケットを買って、入ると道が2つに分かれていて、
川沿いの方の道を歩いていったら、メインの滝まで30分くらいかかってしまった。
それというのも、途中にきれいな所がいっぱいあって、
滝もいっぱいあったので、これかな?これかな?って言いながら、
写真をたくさん撮りながら行ったからだった。

ラオスクアンシーの滝への道中
きれいなミルキーブルーの清流
ルアンパバーン郊外クアンシー滝道中2
はじめこの滝をクアンシーと間違えた

メインの滝は、想像を絶するくらいに大きかった
今まで見てきた滝は何だったんだろうと思ったくらいだった。

滝の近くまで行くと、しぶきがすごい舞っていた。
滝の右側から、上に登れる所があったので、滝のてっぺんが見えるかなと思って登ってみた。
でも、上には山があるだけで、木々が余りにたくさん茂っていて行けなくなっていたので見れなかった。すごーく歩いて疲れた。

滝は見ごたえ十分だった。
もう少し暑かったら、滝の下で泳ぐと気持ち良さそうだ。足だけ入っている人もいた。

最初はもう1つの滝「セーの滝」にもだんな(昭浩)は行きたそうだったけれど、宿のお兄さんの言っていたとおり、クアンシーの滝だけで十分満足できた。それくらい、すばらしい滝だった。

クアンシーの滝
本物のクアンシーの滝はすごく大きい

王宮 1月21日

 昨日は休みでいけなかった、王宮博物館へ行った。
ここは、開いている時間が短いので、今まで開いているのを見たことがなかった。
やっと入れたという感じだった。

ここは、1975年まで王とその家族が住んでいた所だ。
かなり最近まで住んでいたとあって、手入れも行き届いていて、きれいな所だ。

メインとなる王の戴冠式の広間は一番見ごたえもあって良かった。
赤い壁にたく さんのモザイク画が描かれていて、
それはこのあいだのワットシェントーンどころの規模ではなかった。
ボートレースとか、お正月とかの行事のほかに、日常生 活も描かれているようだった。
見てるとすごく楽しい気分になる。

王の寝室、王妃の寝室は、ベッドかあるだけた。
全体的に王様が住んでいたというわりにはこじんまりとして、地味な感じはする。
でも、シンプルで住みやすそうだ。こんな所で暮らしてみたい、そう思わせる。

その他にも、お宝がたくさん展示してあったけど、中でも、廊下のあちこちにおいてある銅鼓のデザインが印象的だった。
銅鼓の真ん中が太陽で、周りにカエル が2段とか3段とか重なってついているのだ。
食堂に並んでいる食器などは、やっぱり高そうなものばかりだった。

王様はやっぱりいい生活してたんだなあ。そ こでの生活を想像したりして、私も少し王様気分を味わえた一日だった。(映子)

ルアンパバーンの昼下がりにビールタイム
暑いラオスの昼はこれに限る!
王宮から見上げたプーシー
プーシーはいつでもルアンパバーンの町を見守っている

ポーンサワンへ   1月22日

宿のお兄さん、ソブンが昨日予約してくれた8時半のバスに乗った。
でも、予約席とは言ってもトラックバスで、座る場所が何とか確保できてよかった、という感じだった。

そのプークーン行きのバスは、オールラオス人で、
荷物と人を目いっぱい乗せて重そうにとろとろと進んだ。
そして、途中で人を乗せたり、降ろしたりで、何度も止まるので余計に時間がかかる。
でも道は舗装されていて、ラオスで初めて真ん中に線が引いてある道だった。さすが国道。

プークーンまでは、5時間半もかかった。ソブンは3〜4時間くらいで着くと言っていたのに!!

バスは、T字路の国道とポーンサワンに向かう道が交わっている分岐点で止まった。
プークーンからポーンサワンに向かうバスは、10人集まらないと発車しないという
そして今のところ、私たち2人だけしかいないのだ。もう、今日はここに泊まるしかないのか・・・。

とあきらめかけたそのときに、
ビエンチャン方面から、ポーンサワンの方向に曲がろうとしているバスを発見。
急いで呼びとめて聞くと、ポーンサワンに行くという。
ラッキーだ。
しかも、さっきと違ってちゃんとした、大きなバスだ。

私たちは、なぜか違うおじさんからチケットを買って、そのバスに乗り込んだ
乗客はほとんどいなくて、なぜかバイク1台と、床板用の木をたくさん積んだバスだった。

なかなか快適で、さっきのトラックバスでさんざん寝たのに、また寝てしまった。
気付くといつのまにか、舗装されていない山道に入っていた。
めちゃくちゃでこぼこで、すんごい道だった。
雨季は通れなくなるというのもよく分かる。陸路で来る人はあまりいないんだろうな・・・。

かなり長い間、その山道を通った後、やっと舗装された道に出た。
あたりはもう真っ暗だ。ポーンサワンについたのは、7時半だった。

ラオスのポーンサワンに向かうプークーンの分岐点
このプークーンの分岐点からメインの道をはずれポーサワンへと向かう

ジャール平原   1月23日

謎の石壺がたくさん転がっているジャール平原は、今回ここポーンサワンまでやってきた目的のひとつだったけれど、行き方は よく分からなかった。
車をチャーターしないと行けないような所なのだ。

宿のおばさんに聞いてみると、9時に車が来ると言う。
そこで、9時に宿の玄関に行っ てみると、数人の外国人旅行者たちが、ラオス人のおじさんとなにやら交渉をしている。
どうやら、みんなジャール平原に行くらしく、3つある見所を1人3ド ルでまわってくれるらしい。
こりゃラッキーだ!と便乗することにした。

最初の見所、サイト1は30分くらいで着く、わりと近い所だ。
そこはさらに3ヶ所に分かれていて、石壺は確かにたくさんあった。
でも、この広大な草原の中にあっては、規模が小さく見える。それくらい大きな平原なのだ。

それは、日本でいうと北海道のようでもあり、また阿蘇の草千里を思わせる小高い山がいっぱいあって、牛が草を食べていたりもする。

洞窟もあった。外人はそれを見て「大きい石壺だ」と言った。
見ると上に穴があいているのだ。
おそらくアメリカ軍の爆撃の跡だろう。そのほかにも爆撃で穴があいている所はたくさんあった。そして、爆弾の殻を使った、家の門や柵がそこここで見られるのだ。

サイト2は、2ヶ所に分かれた小高い丘の上に石壺がたくさんあった。
サイト3は、林の中とガイドブックに書いてあったけれど、林というより草原で、わりと 開けたところで、木がぽつぽつ生えている間にたくさん石壺が集まっている感じだった。

石壺は、大きさも形もいろいろで、倒れているものを見ると、ちゃんと 底があり、ふた付きの壺もあった。
どこもそれぞれにおもしろかったので、その壺の転がっている草原の風景は3つ行った方がより楽しめると思った。
そして、 高原を吹く風が気持ちよかった。

私たちは、壺の謎について、「きっと人の棺おけがわりに使われたんだ」とか、「昔巨人がいたんだ」とか、あれこれ言いながら見ていた。

ジャール平原の巨大壺1
2m程の高さのある巨大石壺。何のために作られたのかは謎である
ジャール平原の巨大壺2
ただっぴろい平原に巨大壺は、ちらばっている

ワット・ピアワット  1月24日

シェンクアン県のオールドキャピタル、ムアンクーンへ行った。
ここもまた、1964年から75年までの間に、アメリカ軍の攻撃をかなり受けた所だ。

今回は、タクシーで行くしかないようだった。
ナムグム市場のタクシー乗り場のおじさんはなかなか強情で、値切ったけれども少しもまけてくれなかった。
しかも、私たちが乗せられたのは、フロントガラスに銃弾の跡みたいなのがついた、古くてボロボロの車だった。

ムアンクーンまでの道は舗装されていて、今までのラオスの道にはない快適さだった。
しかも、30キロしか離れてないので、1時間もかからなかった。
最初、 古いお寺の塔のようなものが立っているところで降ろされた。
その塔はあまりにも古くて、爆撃でやられたのか、ただ老朽化が激しいだけなのか分からないくら いボロボロだった。

 一番見たかったワット・ピアワットは、もう少し先にあった。
そこには、アメリカの爆撃を受けた仏像がある。
写真では、見たことがあったけど、実際に見てみると、胸が苦しくなるような、
心にずしんと重いものを落とされたようなそんな感じで、言葉が出てこなかった。

私たちは、それを見た瞬間、しばらく立ち止まって動けなくなった。
その仏像は片目に爆撃を受けて、まるで泣いているように見えた。
こんなに悲しそうな仏像を見たことがなかった
この仏像がいつか笑える日が来るように、世界の平和を心から祈って手を合わせた。

このあたりでは、いまだに不発弾による被害があるらしい。
いつもは、自分 のことしか考えていない私だけれど、この穏やかでやさしいラオスの人たちのために、何かできることないかなと思って、赤十字に少しだけ募金をした。

ラオスのワットピアットの仏像
ワットピアットの仏像

Mr.KEOツアー   1月26日

昨日迷わず申し込んだけれど、Mr.KEOにやられた。そんな一日だった。

スタートから、おかしい。Mr.KEOのツアーなのに、Mr.KEOは行かないのだ。
フォンとかいう名前の若い男の子がガイドだった。

一緒になったのは、ニューヨーカーのカリーナと、ドイツ人のルポンの2人。旅の話とか、映画の話とかして、楽しいスタートではあった。

まずは、トゥクトゥクで、何キロか先の村に行った。
岩の中に仏像がある。そして木でできた手作り風の橋を渡ったいい感じのところ、そんな村だった。

ヴァンビエンのはずれ
ヴァンビエンの郊外で畑の横を進んでいく
ヴァンビエンの近くの小さい村
ちょっと景色がよくなってきて、浮かれる
橋を渡って村へ
板張りの橋を渡る
板張りの橋の上で
橋の向こうは、ヴァンビエン郊外の村

最初の 洞窟はそこから少し歩いた所にあった。
洞窟の中は本当に真っ暗で、懐中電灯で照らしても、何が何だかよく分からない。
途中で疲れて、「もうどこまで行く の?」と思ったくらいよく歩いた。

岩にはクリスタルが含まれているところがあって、きらきら光っていたり、たたくといい音がしたりした。一番奥には水がた まっている所があり、そこで泳ぐことができた。
洞窟で、しかもキャンドルライトの中で泳ぐなんて、初めてだった
楽しかった。

深さが分から ないので、ちょっと怖い。足がつかないところがあって、危うくおぼれる所だった。
中国のライトアップされた洞窟を思い出した。
ここは、そんな風にならない ほうがいい。暗くて怖いけど自然のままがいいと思った。
そして、洞窟の中は湿っぽくて暑かったので、泳げたのはとても気持ちがよかった。

 昼食後、モン族の村を訪れた後に、最後のタイヤチューブだった。
タイヤチューブの上に乗って川を下るのだ。でも、あまりにも短かった。
しかも、ガイドのフォンが川にたんを吐く。しかも英語が意味不明。
そうして、タイヤチューブは1時間もしないうちに終わってしまった。

そして、その後Mr.KEOに二度と会うことはなかった

ヴァンビエンの洞窟
最後に着いたのが洞窟のプールだった。水がヒンヤリして気持ちいい

バンビエン・リゾート   1月27日

自転車を借りて、バンビエンリゾートの中の洞窟とプールへ行った。

洞窟は長―い階段を登っていったところにあり、中はなんとライトアップされていた。
赤・青・黄の中国なみのライトアップにちょっと興ざめ。
やっぱり洞窟は、真っ暗な中で、ライトを照らして、頭がぶつかりそうになったり、こけそうになったりしながら探険するもんだ。

自然でできたプールは、プールと呼ぶにはあまりに小さく、貧相だったけれど、泳ぎながら洞窟の中に入っていけて、スリルがあった。
足がつかないのが怖くて、私は岩につかまっていても足をバタバタさせていた。
実際に泳いだ距離はほんのちょっとだけだった。

川の上流の方にも少し自転車で行ってみた。
そして、街に戻ってきたら、ある店先に、麗江のユースで一緒だった中国人のカイがいる。
彼は、ここで働いているらしい。
自然をこよなく愛し、車のない所で暮らしたがっている彼には、ラオスは一番いいと思った。

昨日は、ラフティングツアーのガイドのチャイと再会し、また、大理で出会ったおじさんにも会った。
そして、今日は、虎跳峡で一緒だったスペイン人カップルにも会ったのだ。

旅を続けるということは、再会の連続なのかもしれない。
そして、再会するとなぜか前よりも親しみを感じて、仲良くなれた気がする。(映子)

風光明媚なヴァンビエン
風光明媚なヴァンビエンの風景
ヴァンビエンリゾート
自然のプール。ヒンヤリと冷たい湧き水が岩の洞窟の奥から流れていた
ヴァンビエンの河原で花札
サンセットを花札をしながら待った
夕暮れのヴァンビエンの河原
夕暮れ時のヴァンビエン
ヴァンビエンの川を歩いて渡る
有料の橋の通行料をケチって歩いて川を渡る

洞窟とタイヤチューブ   1月28日

だんな(昭浩)は今日なぜかはりきっている。
朝早く起きて、「洞窟へ行こう!」と言ってくる。
私は疲れていたので気が進ま なかったけど、バンビエンも今日が最後だし、とちょっとがんばってみた。

橋を渡った向こう側にある山の洞窟だった。
田んぼの中を歩いていくと、おじさんが いて、チケットを買うと洞窟の入り口まで案内してくれた。
そして、噂に聞いていた感電しそうなライトを貸してもらって、中に入った。

でも、「洞窟はどこも一緒だなあ」なんて、ドイツ人のルポンのような感想だった。
二つともそんなに大きくなかった。早起きした価値はあったのだろうか?
でも、だんな(昭浩)は、そこに行けたことに満足しているようだった。

ヴァンビエンの洞窟の中、外から差し込む光
ヴァンビエンには洞窟がいっぱいあった

昼からはタイヤチューブ。
Mr.KEOツアーでは、もの足りなかったので、今回はもっと長いコースだ。

川を下り始めてしばらくすると洞窟があった。
洞窟に はもうあまり期待はしていなかった。
しかも、洞窟まで遠くて、岩だらけのところを登っていくのが結構大変だった。
でも、到着して中を見ると、外から見ただ けでも、何だかすごい大きい口みたいで、迫力があるし、奥行きもあるし、雰囲気もよかった。

かなり奥まで入っていったけど、まだまだ先があって、きりがないのでやめた
中から入り口の方を見ると、光がさしてとてもきれい。

またタイヤチューブに戻って、またしばらく行くと、洞窟があった。
ウォーターケーブのようだ。でも、今は乾季なので、水はあまりなかった。
泳げるほどはないので、もちろんチューブでも行けない。
雨季は水があって、青の洞窟のようになるのだろう。中は迷路みたいでおもしろかった。
水は少しだけあるので、すべりやすいし、かなりぬれた。
貸してもらったライトは、ときどき私がこけたりすると消えるので、怖かった。
この洞窟もかなり長かったので、途中で引き返した。

そうして、洞窟探険にかなり時間を費やして、すっかり日が傾いてしまい、後半のチュービングはとても寒く、また必死でパドリングしたので、とても疲れた。
普通は3時間のコースを5時間以上かけて行ったのだった。

ヴァンビエンでタイヤチューブ
タイヤのチューブに体をあずけ、ゆったりとした流れに身を任せる・・・しあわせ気分
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