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ポルトガル食べ物1

ポルトガルのレストランでは、パン代やバター代、オリーブやチーズの代金は全て別途料金がかかる。それらは、あたかもサービスのような感じで出されるが食べるとしっかり料金が加算される。たまにべらぼうに高かったりするので、食べる前に料金チェックが必要。パンに手をつけなかったら、お会計のときに自己申告する。

 ポルトガルの夜の食事タイムは8時ごろから。そのあたりの時間で地元の人で混んでいるレストランが安くておいしい。ツーリスト向けのレストランは高くて、でもそのわりにはおいしくないところが多い。ガイドブックに載っているところがおいしいとも限らない。メニューと店の雰囲気やオーラで店選びをするとけっこういい選択をする場合が多い。

北ポルトガル編

コエリョ・ア・カサドール

7.5ユーロ(975円)

ウサギ肉のシチュー。鶏肉と似ているが、ウサギ肉のほうがパサパサしている。しかも小骨が多い。

フランゴ・アサード

4.25ユーロ(553円)

ローストチキン。味がしっかりしているというか、塩辛いくらいに味が付いている。フランゴとは鶏肉、でアサードは焼くという意味。このフランゴ・アサードはどこのレストランにでもある。

(A CEIA  地元の人も食べに来ているレストラン。値段も手ごろでうまい。ボリュームもある。)

カフェ

0.5ユーロ(65円)

コーヒーはエスプレッソ。小さいカップで出てくる。ミルクをちょっと入れてほしいときは、カフェ・ピンガード、もしくは、ピングーと言う。覚えやすいので私たちはいつもピングー。カフェ・オレとは別物。

(宿の近くのカフェ ポルトガルでは、カフェも早く閉まる。スペインと同じ調子でいると、コーヒーを飲み損ねるかもしれない。)

ソパ・デ・レグーメス

1.5ユーロ(195円)

一見わかめの味噌汁のようだが、実は野菜スープ。ポテトをベースににんじんや青菜などを煮込んだポタージュタイプのものが一般的。

魚フライ

4ユーロ(520円)

白身の魚のフライ。ご飯とフライドポテトも付いてる。この値段でこのボリュームはヨーロッパでは感動的。

(旧大司教館の前にあるレストラン  お客さんがいっぱい入っているレストランを選んで入った。安くてうまい、大正解。)

ポルヴォ グリリャード

5.5ユーロ(715円)

たこを焼いただけ。塩辛い。つけあわせにジャガイモがいっぱい出てきたので、お腹は膨れたが、満足度は低い。

ドウラダ グリリャード

5.5ユーロ(715円)

白身魚のグリル、皮がパリパリ、うまい。ご飯はショウガ味。サラダはオリーブオイルとお酢、玉ねぎ、パセリのドレッシングをかける。

(レプブリカ広場の近くにあるレストラン 英語が少し話せるお兄さんがいる。)

メニュー・デル・ディア

5.5ユーロ(715円)

コジード・ア・ポルトゲーザという、ソーセージ、肉、野菜、豆を煮込んで、その煮汁で炊き上げた米を付け合せた料理に似ている。これは、米じゃなくて、マカロニを使ったもの。ドリンク一杯とパン付。

(ギマランイスのレストラン  近所のOLがランチを食べに来る、そんな雰囲気のレストラン。)

ビール&レモンウォーター

各1ユーロ(130円)

歩きつかれてのどが渇いて、一休み。レモンに炭酸水がうまかった。

(ギマランイス広場のカフェ   オープンエアーの気持ちのいいカフェ。)

ポルト編

フィレ・デ・リングアド

8ユーロ(1040円)

薦められた魚のフライ。太刀魚ではないかと思うが不明。

(Restaurante Ora Viva  ここははっきり言ってお薦めしない。前菜が有料だと知らなかったのは私たちが悪いが、そのあとの対応がよくなかった。そして、前菜として出してくるものもなんだか高い。川沿い近くのレストランはツーリスティック)

トリパス・ア・モーダ・ド・ポルト

2.75ユーロ(358円)

臓物と白いんげんの煮込み。ポルトの名物料理。臓物というとちょっと敬遠してしまいそうだが、そんなに臭くなくて、癖がなくて意外とうまい。

エントレミアーダ・デ・ポルコ

2.75ユーロ(358円)

豚三枚肉。いわゆるブタバラ肉というやつ。ご飯とポテト付。

(RESTAURANTE CARLOS ALBERD 大学にわりと近いところ。そのせいか、全体的に安くて、地元の人たちでにぎわっている。)

ビッファーナ

1.45ユーロ(189円)

豚肉を味付けして煮込んだものをパンにはさんで食べる。煮汁がパンにしみてうまい。

ランチェス

1.45ユーロ(189円)

カツレツのようなものをパンにはさんで食べる。汁がないので少しパサツキ気味。

(CAPOEIRA  宿のすぐ近くにあり、店頭でビッファーナを売っているレストラン。中の席で食べることもできる。)

鶏卵そうめんエクレア

0.80ユーロ(104円)

博多銘菓鶏卵そうめんは実はポルトガルから来たものだった。こんな小さなカフェで出会えたことに感動。そして、おいしい。ポルトガルではそれだけではなくて、ケーキにのせたり、エクレアにのせたりして食べるようだ。鶏卵そうめんのポルトガル語の名前は、フィオス・デ・オヴォシュ。ポルトガルの伝統菓子の中でも、最も古いものの一つだそうだ。
エッグタルトは0.50ユーロ(65円)

(宿の隣のカフェ  いつもおいしそうなデザートがショーケースに並んでいるカフェ。)

 タウニー 1ユーロ(130円)

ポルトワイン レゼルバ 1.4ユーロ(182円)

タウニーは黄褐色になるまで樽で熟成させたもの。レゼルバはどうやってできるのかはしらない。どちらも甘いが、アルコール度が強いのはわかる。どちらがおいしいかは好みの問題のようだ。

(Solar doVinho doPorto  ポルトワイン協会が経営するワインバー。いろんなワインを試飲してみたかったが、バーテンのおじさんが酔っ払っていて訳わからないのと、ポルトワインは甘いだけであまりおいしくないのとで、2杯でやめた。)

コインブラ編

シャンファーナ

4ユーロ(520円)

子ヤギ肉の煮込み。よく煮込んだおでんの牛筋肉のように柔らかい。少し癖はあるし、見た目が黒くてびびるが、それがそんなに気にならないうまさがある。

(名もなき食堂  パデイラス通りにある小さなレストラン。日曜日もやってる。)

カルネ・デ・ポルコ・ア・アレンテジャーナ

5.25ユーロ(683円)

豚肉とアサリ、そして揚げたポテトの炒め物。酢漬けのにんじんとカリフラワー、ブラックオリーブ入り。アレンテージョ地方の料理。コリアンダーやレモンは入ってないので、ここのはちょっと違う作り方のようだ。

サラダ・デ・バカリャウ

4.75ユーロ(618円)

バカリャウ(干し鱈)とトマトと玉ねぎにオリーブオイルとお酢をかけたもの。ブラックオリーブ入り。この店で一番のヒット。激ウマ。

アロス・デ・タンボリル

17ユーロ(2210円)

アンコウのリゾット。おいしいが、ちと塩辛かった。

(Restaurant SOTA 中華の豪華飯店の隣のレストラン。日曜日は他のレストランが休みなのでお客さんが多かったが、月曜日は閑散としていた。)

レイタオン・アサード

2人分13.5ユーロ(1755円)

子豚の丸焼き。皮がぱりぱりしていて、お肉が柔らかくて、おいしい。とくに皮がポイント。ひとり分も頼めるし、サンドイッチも安くである。

(子豚の専門店   パデイラス通りにある専門店。地元の人も買いに来ている。)

パスティス・デ・テントゥガル

1個0.70ユーロ(91円)  6個4ユーロ(520円)

コインブラのお菓子。卵で作ったクリームのような生地をパン生地で包んだもの。甘党にはたまらないおいしさ。

(CAFE ANGOLA  行きつけのカフェ。)

ナザレ編

アロス・デ・マリスコス

12ユーロ(1560円)

伊勢海老、カニ、エビ、アサリなど魚介類がふんだんに入ったリゾット。コリアンダーがきいていてうまい。量も多い。ポルトガルのリゾットはたいへん美味。

プディン・フラン

1.5ユーロ(195円)

最もポピュラーなデザート。スペインと同じようにポルトガルでもこういうプリンははずれがない。

ヴィーノ・ベーリョ(A BAFADO)

ナザレの?うまいワイン。お兄ちゃんがサービスで出してくれたワイン。少し甘くて、食後酒という感じ。だけど飲みやすくておいしい。これはなかなか売ってないそうだ。

(Rosa dos Ventos  路地を入ったところにある小さなレストラン。看板が出ているのでわかる。感じがよく、商売上手な兄ちゃんが迎えてくれる。彼自身も魚を釣りに行くので、魚が新鮮。)

カルディラーダ

7.90ユーロ(1027円)

イカ、魚2種、エビ、アサリのトマト煮込み。ジャガイモ入り。トマトの酸味と香草がマッチしていて、いつもとちょっと違う感じの味でなかなかうまい。

(O Navegante ツーリスティックなレストランだが、味は確か、しかもそれほど高くない。タコのサラダもうまかった。)

オビドス編

バカリャウ・ア・ブラス

14.5ユーロ(1885円)

干し鱈と玉ねぎを炒め、千切りのフライドポテトをあわせ、卵でとじたもの。ポルトガルの代表的料理。確かにうまいが、この値段でこの量の少なさはなんなんだ?

ソパ・デ・マリスコス

5.5ユーロ(715円)

魚介類のスープ。魚のダシがきいていてうまい。が、これもしょぼいなあ。

(Pousada do Castelo   ポザーダ内にあるレストラン。雰囲気はいいが、料金は高くてボリュームがない。サービスもそんなによくない。お金をたんまりもって出かけよう。)

ルーラス・グレリャド

8.5ユーロ(1105円)

イカを焼いただけ。普通にうまいが、この値段だけの価値があるのかちょっと疑問だ。

(Adega do Romada  オビドスのレストランはどこもツーリスティックで高くて量が少ない。)

ジンジャ

1杯2.5ユーロ(325円)

甘くて、ポルトワインより口当たりがよくうまい。ボトルで買うと7ユーロ(910円)くらいからあるので、そのほうがお店で飲むより断然お得。

(Ibn Errik Rex  雰囲気はよく、ジンジャはうまいが高い。)

舌平目のグリル

10ユーロ(1300円)

生臭くてまずい。ここの魚はやめとけ。

(1°Dezembro  地元の人は確かに来ているが、ツーリストとは違うものを食べている。オビドスは町の雰囲気はとてもいいし宿も居心地がいい、なのにレストランが最悪。まともなレストランがない。)

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